(T-12)★解説:初級シスアド向け★(00/04/21[ans24])

 a 〜 f の項目からなる固定長レコードのファイルがある。このレコードの主
キーは,項目の a と b を組み合わせたものである。このファイルをよく調べて
みたら,項目の f は項目の b によっても特定できることが分かった。このレコ
ードを正規化し,第 3 正規形にしたものはどれか。


■解答■
  初級システムアドミニストレータ午前平成11年秋問44


>正規形( normal form ):
> 関係データベースで正規化をしたデータ
>
>(1)第1正規形( first normal form ):
> あるデータベースを構成するレコードが,それ以上分解できないところま
>で分けられているとき,その表は第1正規形という。すなわち,ファイルでい
>えば繰り返しのある項目がなくなりすべて独立した項目の表現になる。
>
>(2)第2正規形( second normal form ):
> あるデータ項目(a)が決まると,他のデータ項目(b)ば一意に決まるとき(b
>はaに機能従属するという),必要最小限のデータの組合せになるように表を
>分解すること。表に機能従属がないとき,第2正規形という。
>
>(3)第3正規形( third normal form ):
> あるデータ項目(a)が決まると,他のデータ項目(w)が決まり,項目(w)が
>決ま>ると,他のデータ項目(b)が決まるとき(bはaに推移従属するという),
>食い違いが生じないように表を分割すること。表に推移従属がないとき,
>第3正規形という。
>
>学研「合格情報処理」付録 「情報システム辞典」(p107)より

 どうもありがとうございました。